睡眠時無呼吸症候群とは
- HOME
- 睡眠時無呼吸症候群とは
睡眠時無呼吸症候群とは
睡眠時無呼吸症候群とは
睡眠時無呼吸症候群とは、眠っている間に呼吸が止まる病気のことです。大きないびきのあとに呼吸が止まり(無呼吸の状態)、いびきが止まったかと思うと、また大きないびきが始まるというのが睡眠時無呼吸症候群患者の典型的ないびきです。
よく見られる症状は、
- 大きないびきをかく(家族が気づく)
- 睡眠中に呼吸が止まる(家族が気づく)
- 長時間眠っても熟睡感が得られない
- 仕事の集中力が低下している
- 起床時に頭が重くてボーっとしている
- 日中眠くなることが多い
昼間の眠気は、労務中や運転中の居眠りの原因となりうるため、作業中ないし運転事故の原因となる可能性が問題視されています。
無呼吸は健常者にも見られ、無呼吸を指摘されている人全てが治療対象となるわけではありません。しかし、中等症から重症の患者さんでは、治療せずに放っておくと、高血圧、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病などの病気を合併しやすくなる事がさまざまな研究で分かっており、早期の発見、治療が必要な重要な病気なのです。
検査方法は、当院では自宅で、一晩携帯型の簡便な装置を付けることにより診断いたします。
治療法としては、夜間眠るときに呼吸器と接続した鼻マスクを装着して、一定の圧力をかけて空気を送り込み、ノドが閉塞しないようにする鼻腔持続陽圧呼吸治療(シーパップ)が有効です。対症療法なので、毎晩継続する必要があります。
わが国では医療保険適応で原則的に在宅でのレンタル使用です。
シーパップは、月に1回の定期受診が必要となります。
三割負担の方で、毎月、レンタル料・診察料含めて5000円弱の費用がかかります。